ねむ・・・。トイレに起きた1時頃。
豪快な音(排水の音じゃないです(笑))が家の外で・・・。
2階の窓から見ても異常なし。1階の窓から見ても異常なし。
玄関からみてみると・・・車が横向きに・・・。
???
部屋着から着替えて、携帯持って走っていきました。
電柱との単独事故です。警察を呼びました。
後ろで警察官の事情聴取に耳を立てていると、
「救急車呼ぼうか?」との問いに、運転手は「自宅に連絡いきますよね・・・」
???
どうやら運転手は20代後半。家は事故現場から目と鼻の先。
思った通り
飲酒運転でした。
その壊れ具合は全損でしょ。どうやって家族をごまかすんだ???
自分では6〜7杯飲んだと言っているから、もっと飲んでるでしょう。
きっと飲酒運転の常習犯でしょうね。
それ以上聞き耳立てているのもなんだし、蚊に刺されて痒いしで、帰宅。
自動車は確かに移動手段としては便利な道具です。
でも一歩間違えば、簡単に人の命が奪えます。自分も他人も。
自分も黄金免許じゃないので大きな事は言えませんが(苦笑)。
何があっていつ運転するかわからないので、自宅では飲みません。
父親は毎晩飲むし、母親は脳がなかなか復帰しないので(笑)、
いざというときは僕が運転するしかないですから。
もちろんそんな心配が、取り越し苦労で済めばいいですが。
飲むのは出張先のホテルの部屋くらいです。運転しないから。
実は大学1年の夏に出会った人が、すごく大きな影響を与えてくれました。
すごくいい人だったんですけど、その人は死亡事故を起こしていました。
執行猶予中でしたが。
飲み会の席で、その時の状況、心境、いろいろ話してくれました。
もう12年も前の話ですが、鮮明に覚えています。
その中に
「車は自分の思い通りに動く、下駄みたいなものだと思う事がある。
しかし、絶対そう思っちゃいけない。所詮は鉄の塊だよ。」その一言がすごく印象にあります。今でも大きな影響を与えてくれています。
自分が車を乗り始める直前に、すごくいい人と巡り会えたと思います。
交通刑務所が一番辛いと聞いた事があります。
犯罪ではなく、ふとした気のゆるみで入っている人が多いからでしょう。
自動車に対する慢心や過信や気のゆるみで、ほんの一瞬の事で、
自分の人生も他人の人生も大きく変わってしまいます。
身内や被害者やそのまわりの人は、本当に気の毒です。
自分一人で完結するなら、まだいいのですが。
これを読んでくださった方が、こういう事を考える小さなきっかけになれば幸いです。
おこがましいですが・・・。
安全運転でお過ごし下さい。